この子は普通と違う、病院に行こうと決意。
…という記事を書いていて、思い出したことがありました。
初診時の先生の反応です。
決め手は凸凹具合だった
見知らぬ場所に無理に連れてこられワーワー騒ぐあっくんを尻目に先生は冷静です。そりゃそうだ、こんな子ばかり相手にしているのだから。そしてもっと年齢が進んでいると違うと思いますが、あっくんは当時2歳でほぼしゃべれない。問診に答えるのは親です。
先生「なぜ受診を…?」
私「発達障害かと思いましてそれで」
先生「では…何か特定のものに強いこだわりはありますか…?」
私「車や電車は好きですがこだわりという感じではないです」
先生「では…数字やマークなどで特定のものを好んだりは…」
私「それも特にはないです」
先生「では…お店などでいきなり走り出したりは…?」
私「それも特にはないです」
先生「そうですか…」
私(先生の反応悪いな…。そうなんだよなー、いかにもな「自閉症のこだわり」とか「多動」ってのはあっくんはないんだよなー。でも確実に発達は遅いし癇癪はひどいし…)
私「あっそうだ、字が読めるんですよ、初めての絵本でもスラスラ読めるくらい」
先生「えっ、それはすごい凸凹だ発達検査をしましょう」
私「えっ」
…という感じで、それまではおっとりとしていて話も聞いてるんだか聞いてないんだか反応イマイチだった先生がいきなり食いついてきて、じゃあ検査しましょうぜひしましょうという空気になりました。
親が病院に連れて行くきっかけになったのも「こんなに遅れてるのに字が読めること」でしたし、少なくともあっくんの場合、「発達障害かどうか」のひとつ大きな目安は「どれくらい凸凹があるか」のようでした。
今は情報も溢れていて、少し気になることがあると「我が子は発達障害では?」と検索魔になってしまうことかと思いますが、そんな時は苦手なことと得意なことの「差」をよく見極めてみるといいかもしれません。ちなみにあっくんは2歳後半で大体の能力は1歳児並、字が読めるというところだけ4歳並だったのですごい差でした…。
※一般人の感想です。