あっくんは自閉症スペクトラム

自閉症児あっくん6歳(2015.5生)の成長記録です。

発達検査、そして療育までの道のり1

「発達障害の子」がいる家庭では、我が子が普通じゃないなと感じ行政や病院に相談し、発達検査を受け診断をもらい手帳等取得し、しかるべき施設を見つけ療育や教育をし…という流れがあったわけです。たぶん親はいちばん落ち込み苦労しオロオロし検索魔になっている時期ですね。辛かった…。

結局個人のブログが情報が豊富にあって、ずいぶん助けられた覚えがあります。皆様ありがとうございました。…というわけで私もあっくんの場合どうだったか振り返ってみたいと思います。もう日付等あやふやになっているところもありますがそこはご愛嬌。

 

全体の流れ

2018年2月、病院にアポを取る。

   4月、初診と脳波検査

   6月、発達検査(新版K式)

   7月、診断

   8月、通所受給者証を取る

   10月、民間での療育開始

2019年4月、保育園の障害児クラスに入る

      病院での療育開始

 

だいたいこんな感じ。「診断まで半年くらいかかる」ってよく言われると思いますが、まあそんなもんでしたね。うちはそれから病院での療育までがまた遠かったです。今は発達障害は認知が進んでどこの病院もいっぱいいっぱいみたいで、4月になって上の年齢の子が抜けないと枠が無いようでした。

今見ると診断→受給者証→民間の療育スタートはもっと短縮できそうですが、この時はさっさと動ける精神状態じゃなかったかな。やっぱり診断が出ると少なからずショックでね…。

 

病院に行くことを決意

asdakkun.hatenablog.com

上の記事でも書きましたが、2歳過ぎても発達が定型にぐっと近づくこともなく、中身は1歳くらいなのに文字をスラスラ読み出したのが最終的なきっかけ。

近くで子どもの発達検査ができる病院は3つほどありましたが、1つは患者が多すぎて新規受付停止状態、1つは初診まで半年かかる、ということで消去法で決定。

初診

初診は先生とちょっと会っただけ。こんな症状があってこんな風に困っていますと説明…するまでもなく、待合室で読んでいた絵本を終了させられて診察室に連れてこられていたものだから癇癪を起こして叫んで暴れていたのでそこは明白です。

それでまあ検査してみようねー次回までに埋めてきてねーと書類を渡されて終了。これは寝返りやハイハイ、おしゃべりなどをいつ開始したか、好きなものや嫌いなもの、どんな生活をしているかという乳児期、幼児期の発達具合を記入するものと、ネットでもみられるようなイエスが何個以上だったら発達障害かも…みたいなチェックシートのとても詳細なものでした。まあチェックの埋まること埋まること…(笑)

書類は家庭用と幼稚・保育園用の2種類ありました。確かに社会生活に困難が出やすい子たちですから、外からの視点というものも重要そうです。これを保育園の先生に渡して書いてもらうのですが、「この歳だと個人差ですよ、そのうち追いつきますよ」というスタンス寄りだった保育園からそりゃあもう悪口満載の書類が返ってきました(笑)。

もちろん悪いところを知ってどういう障害があるのかを調べるためにやっているので当然なのです。先生に悪気も落ち度もありませんが、普段にこにこと接しているけど実はこんなことを思っていたのか…というのはきついものがあります。落ち込むものは落ち込みます!

 

脳波検査

発達障害の子はてんかんのリスクがあるので脳波検査を受けます。初診から1週間後くらいだったかな。発達検査はそこから2ヶ月空いたので、先生のスケジュール具合ということなのでしょう。

検査は、頭にベタベタしたものを塗って何十本も電極をつけて、暗い部屋でチカチカした明かりを見て、「じゃあ寝て」と言われて寝ます。

そんな、寝れるわけないじゃん!! と思っていましたが、少し泣いたら寝ました。運が良かったとしか思えません。またやれと言われたら絶対無理でしょうね…。どうしても眠れない子には睡眠薬が出るそうです。

結果は特に問題なし。

 

 

その2に続く。

 

 

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