あっくんは自閉症スペクトラム

自閉症児あっくん6歳(2015.5生)の成長記録です。

言語聴覚療法17回目

1月の分。

 

  • パズル

パズル はどれする? と言われてピースの少ないのを選択。こんな時だけ賢いのやめれ。

  • お店屋さんごっこ

マグネット絵本でお店屋さんごっこ。

いろいろなお野菜と果物とお肉をコーナーに並べるのが今回の課題だったのだけど(多分)、本人が盛り上がっちゃって全部並べたらお買い物を始めてそれで料理ごっこまで始めちゃったので予定変更。

20分くらいずーっとやっててこれで終了。まあそんな日もあるか…。

 

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言語聴覚療法14、15、16回目

だいぶ安定してきたけどまだ数がこなせるほどの集中が戻ってこないのでまとめて。

 

  • パズル

以前にもやったやつとか、ピースの少ないのとか。自信を取り戻してやる気を出させるのが狙いかも。

  • プリント

・同じ数のものを線で結ぶプリントでは、プリント内のすべてのものをカウントし始めてしまい、あ〜障害児だ〜って感じ。

・123●56●●9●みたいな数字の穴埋めプリント。書けないので、数字シールを貼る形式で。数字はわかるけどふざけて出来ず。

  • 言語

ことばのカードは毎回何かしらするし、これは最終的にはやる。彼の中ではマシな分野なので自信があるからやる→出来るという良い循環を感じる。

  • 指先の鍛錬、数、色

初めて見たので紹介!

マグネットペンで透明なボード越しにボールを動かすおもちゃ。指定された数を集めたり色を合わせたり楽しそう。散らからないのもいいし、鉛筆の練習にもなるし、これは買ってもいいな。

 

  • 遊び
これも初めて知ったおもちゃ。アクアビーズといってボードに並べた後に水をかけたら固まるビーズ遊び。アイロンビーズに近いけど、あれは穴にはめなきゃいけないからこっちの方が多分かんたんだし、透明なビーズもあって綺麗!
乾くのに時間がかかるのでボードごと持ち帰らせてもらいました。いつもありがとうございます。
 
 
いろんな遊びがさせてもらえていいね…。そろそろ真面目にお勉強したいね…。

 

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発達検査[新版K式]

あっくんが3歳1ヶ月で受けた検査の内容です。発達検査もいろいろ種類がありますが、3歳なので小さい子用の新版K式というものでした。

場所見知りも人見知りもあるのでそもそも検査になるのだろうか…とドキドキしていましたがそこはなんとかクリア。パパに抱えられて検査を受けました。

※内容を書いていきますが、検査結果が正確に出なくなってしまうため、未実施の方は「こんな感じかー」と思うに留め練習は決して行わないでください。

※カテゴリ分けや順番等は正確ではないし、忘れているものもあると思います。

 

  • 図形

・型はめパズルレベル1。丸・三角・四角の3ピースだけ。これはできた。できたらボードを逆さまにしてもう一度。これもできる。

・型はめパズルレベル2。図形が6個に増える。これもクリア。

・型はめが立体に。箱に丸くて小さな穴が開いていてそこに棒を通す。四角い穴にキューブを通す。ものの形状を認識できるかをみるんだろうなあ。なんとかクリア。

・パズルレベル3(型はめじゃなくて紙だった)。図形は15個くらい。似た図形も多くなるので無理そう…と思ったけどこれもできる。図形強いんだなー。

 

  • 言語

・レベル1。6つほどイラストが描かれている紙を見せて「犬はどれ?」などと質問して指差す。1歳半健診でやるやつ。これはクリア。

・レベル2。20枚くらいだったか?絵カードを見せて「これは?」「いぬ!」ってさせる。これもできる。

・レベル3。また6つほどイラストが描かれている紙を見せて「座るのはどれ?」などと動詞を質問してそれに対応するものを答えるもの。これは知らない動詞があって全部はできない。「漕ぐのは?」「自転車」とかあっくんには早かったみたい。

・もう一つ語彙、「目は?」とか顔のパーツを質問して自分の顔を指差させる。これはできた。

 

  • その他いろいろ

・積み木を先生の真似して積む。できない。

・10個くらい?のサイズの違うカップを入れ子に戻せるか。何をしていいのか全くわからない、という感じでできない。ところで、このカップの入れ子のおもちゃ、その辺でよく売ってるやつだったんですよね。だからこれ偶然持ってたらできちゃうよね? でも「素」だったらできないわけですよ。そこんとこどうなん??

・先生が線を描くのを真似する。縦線と横線。できた。

・大小、長短、色。「大きいのはどっち?」とか「これは何色?」とか。できた。

・赤と青のカップがあり片方におもちゃを入れてシャッフルして「どこかな?」これはできたけど、次はカップが3つで全部青になりできない。できないというか難しすぎると感じたようで怒った。

・窓が9個ついているボード。動物?が隠れてて場所を覚えて当てる…という記憶力の検査だと思うけど、自分で触ってみたかったのを先生に止められてしまい怒って検査できず。

・顔の表情の描かれたカードを見せられて「にっこりはどれ?」などと質問される。もう集中力が切れていて無理。まあ機嫌の良い時でもできなかったかな…。

・タオルをくしゃくしゃっとして中にミニカーを隠して探させる。できた…けどこれがなんの検査になるのかよくわからない。これで終了、というか「ミニカーが出てきたらその後の検査が何もできないと思って最後にしました」と言われる。その通りでございます…まあ検査受ける子ってそんな子ばっかよね。

 

 

はー。

だいたいこんな感じでした。最後の方はグタグダになってどんどん切り上げていかれた感がありましたが、集中できないのも障害の一部だと思うし変に頑張って高得点を取っても意味ないので別にいいですね。

 

そう、点(というのかどうか)は低い方が受けられる支援は増えるのでいっそそっちがいいような気もするなーって私は思いますが(不正はダメよ)、我が子を「障害児」にしたくなくて、ボーダー辺りだと診断を望まない保護者もいるそうです。

考え方はそれぞれですが、レッテルを貼ろうが貼るまいがその子の特性が変わるわけではないので親の意地で子どもの権利を奪うのはどうかなあ…と思います(なんか語ってしまった)。

 

 

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言語聴覚療法13回目

今回は何とか療育になりました。それでも以前の半分もできてないくらい。

 

  • パズル

前にもやったことのある50音の電車のパズル。椅子から逃げよう逃げようとして集中力がなかったので半分くらい。あっくんの自閉症の部分が暴れたがっていて、理性の部分がパズルをしなきゃと思っている感じでしたね。がんばれ、君はそこを飼い慣らして生きなきゃいけないんだ…。

 

  • プリント

数を数えるプリント。3種類の電車の車両が7、8個ずつバラバラに描いてあって、結構画面がごちゃごちゃしてるからあっくんには難しいかも…と思っていたけど出来ました。まだイライラしてたので先生にあたりつつ。先生ごめんなさい。

ただ、電車の絵に「後尾車しかない!」って怒ってた(笑)。

プリントを作る会社の方、障害児に限らず鉄オタの幼児は多いので先頭車と中間車と後尾車は織り交ぜて描いてください(笑)。

 

  • ペラレール

www.pelarail.com

こんなサイトがあるんですねえ。知らなかった。

車両と線路が印刷してあって、それを作って遊びました。このころになるとだいぶ落ち着いていました。

 

 

 

今回は遊びメインでしたが、椅子には座っていられたから良かったです。本人も前回まで「ちゃんとしたいとは思っているけどどうしても出来ない」という状態だったので今日は満足そうでした。発達障害児には簡単なことから成功体験を積むことが大切なので、次回も何とかなりますように…。

 

 

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我が子が発達障害かどうか? と思った時に

この子は普通と違う、病院に行こうと決意。

asdakkun.hatenablog.com

 

…という記事を書いていて、思い出したことがありました。

初診時の先生の反応です。

 

決め手は凸凹具合だった

見知らぬ場所に無理に連れてこられワーワー騒ぐあっくんを尻目に先生は冷静です。そりゃそうだ、こんな子ばかり相手にしているのだから。そしてもっと年齢が進んでいると違うと思いますが、あっくんは当時2歳でほぼしゃべれない。問診に答えるのは親です。

先生「なぜ受診を…?」

私「発達障害かと思いましてそれで」

先生「では…何か特定のものに強いこだわりはありますか…?」

私「車や電車は好きですがこだわりという感じではないです」

先生「では…数字やマークなどで特定のものを好んだりは…」

私「それも特にはないです」

先生「では…お店などでいきなり走り出したりは…?」

私「それも特にはないです」

先生「そうですか…」

 

私(先生の反応悪いな…。そうなんだよなー、いかにもな「自閉症のこだわり」とか「多動」ってのはあっくんはないんだよなー。でも確実に発達は遅いし癇癪はひどいし…)

 

私「あっそうだ、字が読めるんですよ、初めての絵本でもスラスラ読めるくらい」

先生「えっ、それはすごい凸凹だ発達検査をしましょう」

私「えっ」

…という感じで、それまではおっとりとしていて話も聞いてるんだか聞いてないんだか反応イマイチだった先生がいきなり食いついてきて、じゃあ検査しましょうぜひしましょうという空気になりました。

親が病院に連れて行くきっかけになったのも「こんなに遅れてるのに字が読めること」でしたし、少なくともあっくんの場合、「発達障害かどうか」のひとつ大きな目安は「どれくらい凸凹があるか」のようでした。

 

今は情報も溢れていて、少し気になることがあると「我が子は発達障害では?」と検索魔になってしまうことかと思いますが、そんな時は苦手なことと得意なことの「差」をよく見極めてみるといいかもしれません。ちなみにあっくんは2歳後半で大体の能力は1歳児並、字が読めるというところだけ4歳並だったのですごい差でした…。

 

※一般人の感想です。

 

 

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発達検査、そして療育までの道のり1

「発達障害の子」がいる家庭では、我が子が普通じゃないなと感じ行政や病院に相談し、発達検査を受け診断をもらい手帳等取得し、しかるべき施設を見つけ療育や教育をし…という流れがあったわけです。たぶん親はいちばん落ち込み苦労しオロオロし検索魔になっている時期ですね。辛かった…。

結局個人のブログが情報が豊富にあって、ずいぶん助けられた覚えがあります。皆様ありがとうございました。…というわけで私もあっくんの場合どうだったか振り返ってみたいと思います。もう日付等あやふやになっているところもありますがそこはご愛嬌。

 

全体の流れ

2018年2月、病院にアポを取る。

   4月、初診と脳波検査

   6月、発達検査(新版K式)

   7月、診断

   8月、通所受給者証を取る

   10月、民間での療育開始

2019年4月、保育園の障害児クラスに入る

      病院での療育開始

 

だいたいこんな感じ。「診断まで半年くらいかかる」ってよく言われると思いますが、まあそんなもんでしたね。うちはそれから病院での療育までがまた遠かったです。今は発達障害は認知が進んでどこの病院もいっぱいいっぱいみたいで、4月になって上の年齢の子が抜けないと枠が無いようでした。

今見ると診断→受給者証→民間の療育スタートはもっと短縮できそうですが、この時はさっさと動ける精神状態じゃなかったかな。やっぱり診断が出ると少なからずショックでね…。

 

病院に行くことを決意

asdakkun.hatenablog.com

上の記事でも書きましたが、2歳過ぎても発達が定型にぐっと近づくこともなく、中身は1歳くらいなのに文字をスラスラ読み出したのが最終的なきっかけ。

近くで子どもの発達検査ができる病院は3つほどありましたが、1つは患者が多すぎて新規受付停止状態、1つは初診まで半年かかる、ということで消去法で決定。

初診

初診は先生とちょっと会っただけ。こんな症状があってこんな風に困っていますと説明…するまでもなく、待合室で読んでいた絵本を終了させられて診察室に連れてこられていたものだから癇癪を起こして叫んで暴れていたのでそこは明白です。

それでまあ検査してみようねー次回までに埋めてきてねーと書類を渡されて終了。これは寝返りやハイハイ、おしゃべりなどをいつ開始したか、好きなものや嫌いなもの、どんな生活をしているかという乳児期、幼児期の発達具合を記入するものと、ネットでもみられるようなイエスが何個以上だったら発達障害かも…みたいなチェックシートのとても詳細なものでした。まあチェックの埋まること埋まること…(笑)

書類は家庭用と幼稚・保育園用の2種類ありました。確かに社会生活に困難が出やすい子たちですから、外からの視点というものも重要そうです。これを保育園の先生に渡して書いてもらうのですが、「この歳だと個人差ですよ、そのうち追いつきますよ」というスタンス寄りだった保育園からそりゃあもう悪口満載の書類が返ってきました(笑)。

もちろん悪いところを知ってどういう障害があるのかを調べるためにやっているので当然なのです。先生に悪気も落ち度もありませんが、普段にこにこと接しているけど実はこんなことを思っていたのか…というのはきついものがあります。落ち込むものは落ち込みます!

 

脳波検査

発達障害の子はてんかんのリスクがあるので脳波検査を受けます。初診から1週間後くらいだったかな。発達検査はそこから2ヶ月空いたので、先生のスケジュール具合ということなのでしょう。

検査は、頭にベタベタしたものを塗って何十本も電極をつけて、暗い部屋でチカチカした明かりを見て、「じゃあ寝て」と言われて寝ます。

そんな、寝れるわけないじゃん!! と思っていましたが、少し泣いたら寝ました。運が良かったとしか思えません。またやれと言われたら絶対無理でしょうね…。どうしても眠れない子には睡眠薬が出るそうです。

結果は特に問題なし。

 

 

その2に続く。

 

 

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言語聴覚療法…できませんでした!!

ご無沙汰しております。

3人目だから慣れてるし楽勝でしょとか思ってましたが、やはり赤子がいると何もできませんね!! 純粋に時間を取られるのと、疲れが溜まっているのか手が空いてもボケーとしてしまいます。あと、私、すごくアホになってる実感…保育園の用意もミスが増えたし、脳がフルに回っていないのをひしひしと感じます…。妊娠期間は血流とかホルモンとかの関係で頭悪くなるらしいですが、産後もそんな感じでいいでしょうか…それとも加齢なのか…元々アホなのか…。

 

療育10、11、12回目は…ろくにできず終了!!

これまで順調だっただけにショック…。

特に10回目はなかなか席に着けなかったあっくんに「〇〇したら▲▲(ご褒美)できるよ」というフリが逆効果で「じゃあ▲▲いらない!」となってしまい、繰り返すうちにパニックに陥らせてしまいました。時間中ずっと叫び通しで、隣の教室は人いるかな…うるさいかな…まあみんな障害児だしお互い様か…とか放心の母は考えておりました。

一応本人にはうまくできなかったという後悔はあるようで、帰りの車の中では「お勉強できなかったらどうなるんだろう、次はいつだろう(意訳)」と泣きながら語っていました。自閉症児的には「療育に行ってお勉強する」という習慣が乱れたことへの不満があるようです。じゃあちゃんとしなさいよ…。

 

11、12回目はパニックこそ起こしませんでしたがお勉強をやる気にはなってくれず、ご褒美の遊びをやりたがってしまい集中できず。療育に行ってもお勉強しなくていいって思っちゃったかなあ。

 

先生は

「緊張しているから大人しく従う」

    ↓

「慣れてきて我が出てくる(今ここ)」

    ↓

「ここでは大人の指示にしたがってお勉強をするのだ(理想)」

という発達の途中なのではないかとフォローをくれました。

だったらいいけど今後ずーっとこうだったら時間とお金の無駄遣いなのでけっこう嫌だな…。

 

 

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