あっくんは自閉症スペクトラム

自閉症児あっくん6歳(2015.5生)の成長記録です。

発達検査[新版K式]

あっくんが3歳1ヶ月で受けた検査の内容です。発達検査もいろいろ種類がありますが、3歳なので小さい子用の新版K式というものでした。

場所見知りも人見知りもあるのでそもそも検査になるのだろうか…とドキドキしていましたがそこはなんとかクリア。パパに抱えられて検査を受けました。

※内容を書いていきますが、検査結果が正確に出なくなってしまうため、未実施の方は「こんな感じかー」と思うに留め練習は決して行わないでください。

※カテゴリ分けや順番等は正確ではないし、忘れているものもあると思います。

 

  • 図形

・型はめパズルレベル1。丸・三角・四角の3ピースだけ。これはできた。できたらボードを逆さまにしてもう一度。これもできる。

・型はめパズルレベル2。図形が6個に増える。これもクリア。

・型はめが立体に。箱に丸くて小さな穴が開いていてそこに棒を通す。四角い穴にキューブを通す。ものの形状を認識できるかをみるんだろうなあ。なんとかクリア。

・パズルレベル3(型はめじゃなくて紙だった)。図形は15個くらい。似た図形も多くなるので無理そう…と思ったけどこれもできる。図形強いんだなー。

 

  • 言語

・レベル1。6つほどイラストが描かれている紙を見せて「犬はどれ?」などと質問して指差す。1歳半健診でやるやつ。これはクリア。

・レベル2。20枚くらいだったか?絵カードを見せて「これは?」「いぬ!」ってさせる。これもできる。

・レベル3。また6つほどイラストが描かれている紙を見せて「座るのはどれ?」などと動詞を質問してそれに対応するものを答えるもの。これは知らない動詞があって全部はできない。「漕ぐのは?」「自転車」とかあっくんには早かったみたい。

・もう一つ語彙、「目は?」とか顔のパーツを質問して自分の顔を指差させる。これはできた。

 

  • その他いろいろ

・積み木を先生の真似して積む。できない。

・10個くらい?のサイズの違うカップを入れ子に戻せるか。何をしていいのか全くわからない、という感じでできない。ところで、このカップの入れ子のおもちゃ、その辺でよく売ってるやつだったんですよね。だからこれ偶然持ってたらできちゃうよね? でも「素」だったらできないわけですよ。そこんとこどうなん??

・先生が線を描くのを真似する。縦線と横線。できた。

・大小、長短、色。「大きいのはどっち?」とか「これは何色?」とか。できた。

・赤と青のカップがあり片方におもちゃを入れてシャッフルして「どこかな?」これはできたけど、次はカップが3つで全部青になりできない。できないというか難しすぎると感じたようで怒った。

・窓が9個ついているボード。動物?が隠れてて場所を覚えて当てる…という記憶力の検査だと思うけど、自分で触ってみたかったのを先生に止められてしまい怒って検査できず。

・顔の表情の描かれたカードを見せられて「にっこりはどれ?」などと質問される。もう集中力が切れていて無理。まあ機嫌の良い時でもできなかったかな…。

・タオルをくしゃくしゃっとして中にミニカーを隠して探させる。できた…けどこれがなんの検査になるのかよくわからない。これで終了、というか「ミニカーが出てきたらその後の検査が何もできないと思って最後にしました」と言われる。その通りでございます…まあ検査受ける子ってそんな子ばっかよね。

 

 

はー。

だいたいこんな感じでした。最後の方はグタグダになってどんどん切り上げていかれた感がありましたが、集中できないのも障害の一部だと思うし変に頑張って高得点を取っても意味ないので別にいいですね。

 

そう、点(というのかどうか)は低い方が受けられる支援は増えるのでいっそそっちがいいような気もするなーって私は思いますが(不正はダメよ)、我が子を「障害児」にしたくなくて、ボーダー辺りだと診断を望まない保護者もいるそうです。

考え方はそれぞれですが、レッテルを貼ろうが貼るまいがその子の特性が変わるわけではないので親の意地で子どもの権利を奪うのはどうかなあ…と思います(なんか語ってしまった)。

 

 

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