あっくんは自閉症スペクトラム

自閉症児あっくん6歳(2015.5生)の成長記録です。

言語聴覚療法3回目

5月。療育3回目です。

※療育のカテゴリについては私が勝手に命名しているだけで、本当にそういう分野なのかはわかりません。私的な覚書です。

 

  • あいさつ
  • パズル(9ピース)
  • インタビュー
  • 語彙
  • ストーリー
  • 文章理解

 

インタビューは家族構成とか保育園は何組かとかが質問されました。なんとかポツポツと単語で答えていたのですが、「誕生日プレゼントは何をもらった?」という質問に「好きな色は緑です」と答えたのには「うわ〜〜〜〜〜〜!!!! この子障害児だ〜〜〜〜!!!!」って後ろから叫びたかった! ほんと異様!

これにはタネがありまして、保育園では誕生日の子はみんなの前に出してお祝いしてインタビューするという行事があるんですね。その時に好きな物とか聞くみたいで、それで実際に好きな色は緑と答えたらしいんです。

あっくんは先生の質問文の中で「誕生日」という単語だけに反応してそれが保育園での記憶にビビッと繋げてしまい「好きな色は緑」という答えになってしまったと…。うーん障害児の脳おもしろい…。

 

語彙は療育では毎回何かしら行うのですが、今回は「水に棲む生き物は何?」とか「病院って何?」とか単語の意味を答えるもので少し高度でした。あっくんは文章を作るのが苦手なので苦労します。なんとか答えられても、例えば財布についての説明が「コインをチャリンとして自動販売機でジュースを買う」となってしまうんですね。自分の体験に基づいてしまって一般的な話ができないようです。自閉症とはよく言ったものです…。

 

ストーリーは何枚かの絵カードを順序通りに並べるというものでした。今回は滑り台に登りそして滑るという流れでしたが、カードを見た途端「わかんないしたくない」と頑なになってしまい終わり。初めてだったからイヤだったのかしらん。あっくんはプライド高いのでチャレンジ精神はほんと乏しいです。

 

文章理解は先生が結構な長文を喋り、その内容についての質問に答えるというもので、もうその長文を聞きながら「これ絶対無理」と母は思っておりました。案の定でした。

 

 

今回は全体的に難しかったです。あっくんのレベルの上限を見極める回だったのかな…。

 

 

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